
「年齢のせいだから仕方がない」とEDをそのままにしていませんか。勃起には血管、神経、ホルモン、心理状態などが関わるため、EDは年齢だけでなく全身の健康状態を見直すきっかけになります。
日本泌尿器科学会は、EDの主な原因として糖尿病、肥満と運動不足、心血管疾患、高血圧、喫煙、テストステロン低下、慢性腎臓病、睡眠時無呼吸症候群などを挙げています。
なぜ血管の状態が勃起に影響するのか
勃起は、性的刺激に反応して陰茎へ血液が流れ込むことで起こります。血管が硬くなったり、血流が低下したりすると、十分な勃起や維持が難しくなることがあります。そのため、EDと動脈硬化の危険因子には重なる部分があります。
確認したい生活習慣病と習慣
- 血糖値やHbA1cが高い
- 血圧が高い、または治療を中断している
- LDLコレステロールや中性脂肪が高い
- 肥満や運動不足がある
- 喫煙している
- いびき、日中の強い眠気がある
これらがあるから必ずEDになるわけではありません。しかし、複数が重なっている場合は、EDだけでなく全身の健康評価を受ける意義があります。
健康診断の数値を確認する
直近の健康診断結果を準備し、血圧、血糖、脂質、肝機能、腎機能を確認しましょう。治療中の病気がある方は、自己判断で薬を中断せず、EDの悩みとあわせて主治医へ相談してください。
早めに医療機関へ相談したい目安
- 急に勃起しにくくなった
- 運動時や性行為時に胸痛・息苦しさがある
- 未治療の高血圧や糖尿病がある
- 心筋梗塞・脳卒中などの病歴がある
- 複数の薬を使用している
胸痛や強い息苦しさがある場合は、ED治療薬の使用より先に医療機関へ相談してください。
生活改善と治療薬は二者択一ではない
運動、禁煙、体重管理、睡眠、食生活の改善は、全身の健康維持に役立ちます。一方、生活改善だけで短期間にEDが解決するとは限りません。原因を評価したうえで、必要に応じて治療を組み合わせます。
フィルム型でも健康確認は省略できない
薄く携帯しやすいフィルム型は、外出時にも扱いやすい剤形です。しかし、便利だから誰でも使えるわけではありません。硝酸薬などの併用禁忌、心血管系の状態、副作用の確認は錠剤と同様に必要です。
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参考情報
本記事は一般的な情報提供を目的としており、診断、処方、特定製品の推奨、個別の服薬判断を行うものではありません。持病や服用中の薬がある方は、医師または薬剤師へ相談してください。